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ある分野の大物推定法

「お前、いまさら? 研究者何年やってんだよ!!!」という冷たい目を一切無視して、先日、ボスに教えてもらったのでメモ。なお、以下の方法は計算機科学界隈のお話です。

  • GoogleACM Portalで自分が取り組もうとしている分野のキーワードの単語を取り扱っているACM主催の会議を見つける
  • ACM主催会議の論文集に採録されている論文は計算機科学界隈で世界級の研究者と考えてよい
  • その会議の論文集を数年探し、毎年のように論文を通している研究者を見つける
  • 同じく自分が取り組もうとしている分野のキーワードを扱っているACMの論文誌(ACM transactions)を見つける。
  • 先ほどピックアップした研究者が論文を通しているかどうかを調べる。論文が通っていたら、その人はその分野の大物の可能性が高い
  • Google scholarでその人の論文を検索し、その人が書いた論文の被引用数が4桁に達していたらほぼ確定

ただし、勃興期の分野、トピックではこの方法は役に立たない場合が多い。その分野の先達にその分野で有名な会議を教えてもらうのが吉。ちなみに、私はその分野の先達に有名な会議と有名な先生を教えてもらっていました。なので、新しい分野に取り組むときに誰が大物なのか知らないという・・・。

追記

id:vikingさんが神経科学での大物の探し方をご紹介くださった。こういうように知識がリンクしていくのがWebで情報発信をすることの楽しみ。ありがとうございます。

最後に、個人的にはやっぱりその分野に詳しい人に「誰がビッグ・ボスなの?」と聞いた方が圧倒的に早いんじゃないかと思います。特に新入生がつたない手つきでPubMedだのWeb of Scienceだのを恐る恐る使って2週間も3週間もかけてようやく読むべき論文を探り当てました〜というのでは、就活やら何やらで大変な彼らにとっては時間の浪費になりかねないでしょうから。「fMRIでattentionっていったら誰が権威なんですか?」と単刀直入に聞いてくれた方が、話が早いですわ。

はい、私もそう思います。実際私はそうしてきたので。
今回のエントリーやid:vikingさんが書いてくださった方法は、その分野に知り合いがいなかったときの手段ということで。