Debian GNU/Linux squeezeインストール覚書の続き。
Debian GNU/Linux squeezeからBrother HL5270DNを使うための設定メモ。
まずは、プリンタドライバをダウンロードする
上記のページからLPR用ドライバとCUP Wrapperをダウンロードする。その後、インストール。
% sudo dpkg -i brhl5270dnlpr-2.0.1-1.i386.deb % sudo dpkg -i cupswrapperHL5270DN-2.0.1-2.i386.deb
このままだと、USB接続の設定になってしまう。そこで、設定を書き換える。私の環境ではWeb経由（http://localhost:631/）やGNOMEの「システム」ー＞「システム管理」ー＞「Printing」経由だと設定途中でcupsdが落ちてしまうため、/etc/cups/printers.conf を直接編集した。
ちなみに2007年10月18日時点での環境は以下のとおり
pi:~# dpkg -l | grep cups ii cups 1.3.8-1lenny4.1 Common UNIX Printing System(tm) - server ii cups-bsd 1.3.8-1lenny4.1 Common UNIX Printing System(tm) - BSD commands ii cups-client 1.3.8-1lenny4.1 Common UNIX Printing System(tm) - client programs (SysV) ii cups-common 1.3.8-1lenny4.1 Common UNIX Printing System(tm) - common files ii cups-driver-gutenprint 5.2.3-2 printer drivers for CUPS ii cupsddk 1.2.3-5 CUPS Driver Development Kit ii cupsddk-drivers 1.2.3-5 CUPS Driver Development Kit - Driver files ii hal-cups-utils 0.6.16-3 Utilities to detect and configure printers automatically ii libcups2 1.3.8-1lenny4.1 Common UNIX Printing System(tm) - libs ii libcupsimage2 1.3.8-1lenny4.1 Common UNIX Printing System(tm) - image libs ii libcupsys2 1.3.8-1lenny4.1 Common UNIX Printing System (transitional package) ii libgnomecups1.0-1 0.2.3-3 GNOME library for CUPS interaction ii python-cups 1.9.31-1 Python bindings for CUPS ii python-cupsutils
プリンタが192.168.1.100にある場合、/etc/cups/printers.conf のDeviceURIという項目を以下のように書き換える。
DeviceURI lpd://192.168.1.100/Binary_P1
ポイントは、プロトコルは「LPD」、URIは「192.168.1.100」、そして、キューは「Binary_P1」ということ。このキューは Windowsでプリンターを設定した場合のキューを参考にした（参考ページによれば、Brother製品の多くのもので同じキューが使われているみたい）
その後、cupsdを再起動する。
# /etc/init.d/cups stop # /etc/init.d/cups start
関連ページ：
追記（2009/10/01）
上記のやり方だと印刷できなくなっていたので再設定した。
まずは、プリンタドライバをダウンロードする
上記のページからLPR用ドライバとCUP Wrapperをダウンロードする。その後、インストール。
% sudo dpkg -i brhl5270dnlpr-2.0.1-1.i386.deb % sudo dpkg -i cupswrapperHL5270DN-2.0.1-2.i386.deb
このままだと、USB接続の設定になってしまう。そこで、設定を書き換える。私の環境ではWeb経由（http://localhost:631/）でプリンターを追加。
- HL5270DN のデバイスとして「Brother HL-5270DN series ....」を選ぶ
- HL5270DN のモデル/ドライバとして「Brother HL-5270DN BR-Script3(en)」を選ぶ
- デバイスURIは「socket://ホスト名」となる。
その後、cupsdを再起動する。
# /etc/init.d/cups stop # /etc/init.d/cups start
