服従するが果たさない:「いまどきの」という前におさえておきたいいくつかのことで指摘された点に関する補足データ

服従するが果たさない:「いまどきの」という前におさえておきたいいくつかのことで指摘された点に全面同意。わかちゃいるけどやめられないのですね。ご指摘ありがとうございます。

だから世代でひとまとめみたいな話はまあ茶飲み話としては面白いけど、やっぱり、よほど、よほど、よほど、よほど、よほど、よほど、よほど、よほど、よほど、よほど、よほど、よほど、よほど、よほど、よほど、よほど慎重にしないと、相互不信だけが募って感情的になっちゃって本当に議論しないといけない問題が見えなくなるのでまあやめた方がいいんじゃないかという平凡な結論ですんまそん。

ちなみに若者クサしキーワードトップの「ゆとり」ですが、みなさん適当に使いすぎですよ。

1980年の学習指導要領改訂以降は基本的にゆとり教育。「これだから、ゆとりは・・・」という発言は36歳以上だけに許される甘美な台詞であることをみなさま自覚すべき。当然、35歳以下の人は、「これだから、詰め込みは…」や「これだから、頭でっかちは…」と切り返しましょう。小学校や中学校の学習指導要領ぐらいで人間の性格や学ぶ姿勢、対人関係の基本ルールは作られるわけないだろう!

2008年現在の年齢別状況をみればわかるとおり、大学や企業が「今年の入学生/新卒がおかしいんじゃない?と思う理由のかなりの部分は、進学率と採用率の変化にあるのではないかと思う。18歳人口が減っているのに進学率が増えている。従来なら大学にいかなかったような子が新卒として卒業し、数年前よりも大量に採用される。そりゃ、「最近の新卒の質が変わった」と思うわ。

学生の質が下がった云々は進学する人間が増えたから。進学率で考えるならば今の大学院修士課程への進学率が昔の大学への進学率ぐらい。

おまけで、国別の大学進学率もどうぞ。アメリカの大学進学率は50%を超えているのに、オバマ大統領は一般教書演説で「大学への進学率を上げよう!」とぶちあげているのだから不思議。