卒論・修論執筆前に読もう

科学技術情報流通技術基準(SIST:Standards for Information of Science and Technology)は、科学技術情報の流通を円滑にするために設けられた基準です。
SISTは規制ではありません。情報流通の促進のため、多くの方々にご利用いただけるようにと作成した基準です。SISTでは、情報流通の整合性を高めるための、情報の表現、記録様式などに最低限の規範を示しており、情報の内容にまで立ち入っているわけではありません。

特に論文の形式を定められていないならば、これに則って書いておけば良いと思う。

なお、計算機科学系の分野で日本語で書くのであれば、情報処理学会の論文の書き方に準拠しても良いと思う。以下のページのLaTeXスタイルファイルをダウンロードして、執筆案内を一読するべし。Word使いの方は、テンプレートファイルを見たら良いと思う。

(追記)

卒論、修論が英語ならばこちらも必読。私が指導教員の声を再生できるくらい言われたことと私が学生に言い続けていることのほとんどが網羅されている。

そして、時間があるなら論文執筆に関する本を一冊は読んでくれると指導教員は最高にハッピー。

フォーマットに関するミスほど指導教員をがっかりさせるものはない。フォーマットは注意力と努力の問題で、才能は全く関係ない。どれくらいまじめに取り組んでいるかのパラメーターとみなされることもあるので、せめてフォーマットくらいはちゃんとしておいて欲しい。内容をチェックするのはフォーマットが整ってからというのが私の受けた教え。