ACM Portalの著者ページ

ACM (the Association for Computing Machinery)は、計算機科学・情報工学における非常に有名な学会。ここが主催している国際会議の論文集への論文の採録は計算機科学・情報工学の分野においては学術雑誌に採録されたのと同等とみなされることも多い(大学や学部・学科によって違いますが)。ACM電子図書館をもっているのだけど、ここのデータを使って新しいサービスの提供を始めたとのこと。

The Author Profile Page initially collects all the professional information known about authors from the publications record as known by the ACM bibliographic database, the Guide. Coverage of ACM publications is comprehensive from the 1950's. Coverage of other publishers generally starts in the mid 1980's. The Author Profile Page supplies a quick snapshot of an author's contribution to the field and some rudimentary measures of influence upon it. Over time, the contents of the Author Profile page may expand at the direction of the community.

ACMのデータベースに格納されている情報から著者情報を引っ張ってきている(所属の変遷も分かる)。また、論文がどれぐらいダウンロードされているのか、どのくらい引用されているのかも表示される。ちょっと怖いページ。ACMがカバーしている分野においては、このページを見られるとどれぐらい頑張って研究しているのかがばれてしまう。まあ、バレた方がよいのだけど。

上で紹介したページにリンクされている2007年のチューリング賞(計算機科学・情報工学の分野におけるノーベル賞に相当)の受賞者の著者ページは以下のとおり。

さすが、参照回数(Citation Count)とかがすごいです。

計算機科学・情報工学の学科・専攻に在籍されている学生さんにおかれましては、自分の先生や自分が所属する学科・専攻の先生方の著者ページのリストを作ってみたら良いかも。