花粉症対策:たんぱく質の摂取について

なんか理屈がうさんくさいんだけど、風が吹けば桶屋が儲かる式に影響があるかもしれないのでメモ。

アルファルファモザイク:金も時間も掛からない花粉症予防の仕方によると以下の意見が賛同を得ているみたい。

5 名前アレルギー :2007/02/07(水) 00:52:52 id:r0bKK/Ff
牛、豚、馬、鳥の肉を絶つ。肉エキスが入った加工食品も止める。
乳製品も止める。
たんぱく質は魚、大豆食品で摂取。
外食、コンビニ弁当は止めてシンプルな手料理。
これで花粉症は治るよ。
メディアは食品、外食産業が広告主だからこれは極秘になっている。
騙されたと思って3日間くらいやってみな。
全ウンコが入れ替わった時期くらいから劇的に直る。

当然、疑問が呈される。

184 名前アレルギー :2008/01/10(木) 22:20:26 id:PPKnz1Xr
>>180
まじめな質問だけど
砂糖を断つのに何で白米はおkなの?
肉類のタンパク質は断って、魚の動物性タンパク質がおkな根拠は?
>白米に醤油かけて漬物とか魚、納豆や味噌汁、野菜
確かに栄養的には体に良さそうですが、塩分過剰じゃありません?

それで、かなり納得できる説明がでてくる。

208 名前アレルギー :2008/01/21(月) 23:10:19 id:TgxHL/jl
完全ベジタリアン(ビーガン)2ヶ月くらい続けたけど全く変化無かったよ。
ストレスになる。

209 名前アレルギー :2008/01/22(火) 00:30:03 id:eg04QQs2
>>208
そりゃそうだ。
肉絶ちで治るって言ってる人は、肉で腸粘膜が荒れる人。
そうすると粘膜修復の為、ヒスタミンが出る。
→当然花粉症悪化。
そんな人は肉絶ちして腸粘膜治ればヒスタミンも減り、花粉症も出にくい。
肉絶っても治らない>>208は、元々肉では腸粘膜荒れない人。
肉食べても食べなくても、ヒスタミン量変わらない。
→花粉症良くならない。

肉絶ちで治る人も、肉が悪いわけじゃない。
悪いのは腸内環境。
花粉症に効く特保のヨーグルトとかは、その理論で効く。
ストレスも花粉症を悪化させるんで、2ヵ月絶っても効果ないなら好きなもの食べた方が良い。

コメント欄で花粉症の治療と症状別対策:花粉症の原因 :食生活が紹介されており、以下のようにたんぱく質を多くとるようになったことが原因の一つとあるが、どうしてたんぱく質を多くとるとアレルギーの症状が悪化するのかわからない。

欧米型の食生活によって日本人の栄養状態が良くなったことは確かなのですが、肉食中心の高カロリーな食生活、タンパク質の過剰摂取などで動物性タンパク質が必要以上に多くなることで、異物への反応が過敏になり、さまざまなアレルギーを起こしやすい体質に変わっていくのです。

どうして動物性たんぱく質が問題になるのかGoogleで調べた限りではわからない。アレルギーというのは免疫機能に由来するので、吸収の良い動物性たんぱく質を摂取すると免疫機能が高まり、結果としてアレルギー症状も激化するということなのだろうか?

わが国の長寿化の要因として、たんぱく質摂取量の増加、特に動物性たんぱく質摂取量の増加が挙げられています。平均寿命延伸だけでなく日本人の体位向上にも貢献、かつての国民病である結核脳卒中を激減させたと考えられています。このように食肉は良質たんぱく源であることはよく知られていますが、他にもさまざまの生理機能を持っていることは案外知られていません。最近の研究を交えて以下に紹介しよう。
〜中略〜
●免疫増強効果
動物性たんぱく質の摂取増によって、B型肝ウイルス感染が低減することが実証されている。食肉たんぱく質の摂取によってマクロファージのサイトカイン産生能上昇、免疫系の増強が確認されている。
〜後略〜
四群点数法◆こぼれ話シリーズ◆ 第20話:第2群 食肉の生理機能より)

花粉症と腸内環境の関係も良く分からないが、仮に以下の説明が正しいとすると動物性たんぱく質の摂取を控えるのはちょっと筋が通る

肉絶ちで治るって言ってる人は、肉で腸粘膜が荒れる人。
そうすると粘膜修復の為、ヒスタミンが出る。

たんぱく質は、小腸でペプチドかアミノ酸という形に分解されて吸収される(参考:アミノキッズ なぜなぜ110番)。脂肪も脂肪酸とグリセリンに分解されて小腸で吸収される。たんぱく質を大量に摂取すると小腸で吸収しきれない量のたんぱく質が消化管内に入り、小腸で吸収しきれない残りが大腸へ行ってしまう。ちなみに動物性たんぱく質の摂取時には脂肪がつきものなので、動物性たんぱく質とともに吸収できなかった脂肪も大腸へ送られる。

大腸に入ったたんぱく質や脂肪は悪玉菌と便宜上よばれる大腸菌のえさになるらしい。

タンパク質や脂質は、悪玉菌のエサになるものだからです。小腸で消化・吸収できるだけの量を摂取している分には問題ないのですが、過剰に摂取をすると消化が十分にされないまま大腸に運ばれてきます。タンパク質には窒素や硫黄が含まれていて、悪玉菌が分解をすると窒素酸化物や硫黄酸化物ができます。これらは臭いもきつく、毒性もあるものです。
「腸内環境について考える-part1-」先生、教えて! | からだの学校 | Nの健康計画 | ナショナルより)

これによって、腸内に刺激が与えられ、粘膜が荒れると予想される。

ただ、Googleで検索した結果によると、ヒスタミンによって炎症が起こることはいろいろなページに書いてあったが、炎症が起こるとヒスタミンが分泌されるという記述は見つけられなかった。なので、この大腸内の炎症がヒスタミンの分泌を多くし、それが花粉症の症状悪化につながるという理屈にはまだ納得できていない。

ヒスタミン、炎症、腸内環境というキーワードで検索すると健康食品や素人ページしかでてこない。英語文献は調べる気がでないし、調べはここまで。