読書

RESTful Webサービス

RESTful Webサービス Ruby on Railsを使ってWebアプリケーションを作りたいと思ったのだけど、Ruby on Railsの1.2からRESTfulなアプリケーションの作成を支援するツールになったらしいので、読んでみた。RESTfulアーキテクチャやリソース指向アーキテクチャ…

アイデア発見とは別の分野の物事を新しい分野に持ってくること

teruyastarはかく語りき:天才になれる秘密でコピーという話がでていたけれども、私はそのような考えは以下の本から学んだ。 アイデアのつくり方 仕事は楽しいかね? 「アイデアのつくり方」の素晴らしいところは、アイデアを出すという行為を神秘的なものか…

出社が楽しい経済学

NHK総合で土曜日の23時から放映している出社が楽しい経済学をテキストにしたもの出社が楽しい経済学を読んだ。この番組を見始めた理由は極東ブログで紹介されていたから。 極東ブログ:出社が楽しい経済学(吉本佳生, NHK「出社が楽しい経済学」制作班) こ…

優しい嘘つき

一つ前のエントリーの後半で書いたとおり、本当のことほど、人を逆上させることはないと私は思っている。私の好きな小説家の平井和正さんの小説「ボヘミアンガラス・ストリート」に「優しい嘘つき」という言葉がでてくる。 「両親もよく知ってるけど、あたし…

合意マトリックスと有効な協調ツール

教育×破壊的イノベーション 教育現場を抜本的に変革するとガードナーの多元的知能とアメリカの公教育の続き。この本で特に勉強になったなぁというのは、民主主義的プロセスは常に最良の手段ではないという主張だ。とても当たり前のことだけれども、状況によ…

日本にノーベル賞が来る理由

日本にノーベル賞が来る理由 NBOnline:伊東 乾の「常識の源流探訪」でのノーベル賞に関する部分を編集・加筆したもの。短いのですらすら読める。ノーベル賞関連の記事だけをピックアップしたリンク集はこちら。 NBonlineの伊東 乾の「常識の源流探訪」が最…

「分かりやすい教え方」の技術

「分かりやすい教え方」の技術 この本では、何かを教える人を「先生」、何かを教わる人を「生徒」としている。なので、職業教師のためだけの本ではない。この本の定義する「先生」ならば、この本を必ず読んで、この本に書かれてあることを心がけたほうが良い…

ガードナーの多元的知能とアメリカの公教育

id:morimori_68さんのご質問にお答えして、教育×破壊的イノベーション 教育現場を抜本的に変革するの続き。 偉大なアスリートやピアニストになるためには、並外れた努力をたゆみなく続けなくてはならないことは誰でも知っている。脳を鍛えてシナプスを正しい…

教育×破壊的イノベーション 教育現場を抜本的に変革する

教育×破壊的イノベーション 教育現場を抜本的に変革するは、教育 日本企業が世界最高水準の製造力を培い、あまりか企業を追い抜いていた70年代と80年代に、その理由としてささやかれていたのは、日本の人口はアメリカの4割でしかないのに、数学、科学、工学…

あなたを危機から救う一分間謝罪法

Amazon.co.jp:あなたを危機から救う一分間謝罪法 どんなときに謝罪すべきか 謝罪すべきときにはどのように謝罪すべきか? この2点についてストーリー仕立てで説明している本。本のタイトルからすると、口先だけでどうにかごまかすための本のように思えるけ…

良い経済学 悪い経済学

Amazon.co.jp:良い経済学 悪い経済学 とても衝撃的だった一冊。10年前以上のクリントン政権発足時に巻き起こっていた「競争力論争」に対して書かれた本。批判対象の意見が、今の日本のニュースやインターネットやテレビでみる経済関連知識人の発言とものす…

はじめてのGTD ストレスフリーの整理術

Amazon.co.jp:はじめてのGTD ストレスフリーの整理術 百式管理人 田口さんがGetting Things Doneを翻訳しなおしてくれたとのことなので購入。エントリーを見直すとGTDの導入は2006年5月から。このころは就職二年目で仕事が一気に増えちょっとまいっていたこ…

教育問題に興味ある方に超オススメ:教育×破壊的イノベーション 教育現場を抜本的に変革する

感想は今度書くけれども超オススメ。すご本だわ。ただ、日本語のタイトルはいかがなものかと。 教育×破壊的イノベーション 教育現場を抜本的に変革する 追記 感想を書きました。 教育×破壊的イノベーション 教育現場を抜本的に変革する

うまい逃げ方

Amazon.co.jp:うまい逃げ方 著者は宋 文洲さん。私は宋さんの書き物が好きでメールマガジンも購読している(宋文洲のメルマガの「読者広場」)。この本のもっとも重要なメッセージは「つらかったら、我慢しなくて良いよ」ということ。最期には止めてもよい…

大学生のためのレポート・論文術

Amazon.co.jp:大学生のためのレポート・論文術 帯に「ドラゴン桜」のマンガの絵があって、買うのどうしよかっな?と思っていたのだけど、大学の生協で売れているようだったので、どんなもんかなぁと思い購入。結論から言うと良く書けた本なので、文系の方で…

大学生の自己分析―いまだ見えぬアイデンティティに突然気づくために

Amazon.co.jp:大学生の自己分析―いまだ見えぬアイデンティティに突然気づくために こういうのを読む大学生って、こういう本読まなくても良いような気がするのだけど。いまどきの大学生の一面(当然、全部ではない)を知るのに役立つかなぁという感想。お勧…

「英語ベストセラー本の研究」とその他英語本

Amazon.co.jp:英語ベストセラー本の研究 面白い。現在の流行の英語の教え方とかはループしているんだなぁと感じさせられた。内容はほぼ以下の連載で読める。 NBonline:晴山陽一の「本で変わる、あなたの英語」 私の英語本デビューは、英語耳。少しでも自分…

この金融政策が日本経済を救う

この金融政策が日本経済を救う Economics Lovers Liveを愛読しているので、購読。私のように経済に疎い人はお勧め。現在の状況についてよく頭の整理ができた。それにしても、どうして民放で量的緩和の話をするエコノミストがいないんだろう?

就活のバカヤロー

Amazon.co.jp:就活のバカヤロー 前半の学生と大学の事情については、最高学府はバカだらけを書いた石渡 嶺司さんが担当。なので、内容は「最高学府はバカだらけ」に似た調子。後半は、大沢 仁さんという別のライターが書いている企業と就職情報会社の事情が…

本の感想文

研究 チーム開発実践入門 ~共同作業を円滑に行うツール・メソッド 大学生・社会人のための言語技術トレーニング 「研究発表のためのスライドデザイン」はプレゼン初心者・中級者におススメの本 心がけが難しいならシステム・方法で対応:ブレインライティン…

地球と一緒に頭も冷やせ!

Amazon.co.jp:地球と一緒に頭も冷やせ! WIRED VISION:石井孝明の「温暖化とケイザイをめぐって」:「温暖化より貧困への対策を」は正しい主張か? 〜 問題解決の優先順位を探る 先進国のコペンハーゲンで経済学者たちが机の前で考えたものとは違う「解決…

ネイティブスピーカーの前置詞

ネイティブスピーカーの前置詞―ネイティブスピーカーの英文法〈2〉 ハートで感じる英文法でお馴染みの大西&マクベイ氏の本。前置詞に関して理解を深めておかないと英文がさっぱりわからんなぁと思い、積読だった本書を読んでみた。一読した限りですぐにいろ…

研究スタイルについてネットでいろいろ探すよりも本を読もう

現在のところ、あるまとまった知識を得ようと思ったらネットで検索するよりも本を読んだ方がコストパフォーマンスが高い。よくまとまっており、参考になる東大で学んだ卒業論文の書き方でも、本に比べれば断片的。指導教員が信頼できない、研究のやり方がわ…

栗本薫さん闘病話

【ゆうゆうLife】苦労した膵臓がん手術 作家・栗本薫さん(55)(上) 【ゆうゆうLife】向き合って 作家・栗本薫さん(55)(下) グインサーガは本当に楽しみに待っているのでお体をいたわっていただきたい。Webページを読む限り、粗食で健康的…

日本人はなぜシュートを打たないのか?

すごく面白かった。感想は大量に書いたのだけど、はてなダイアリーの調子が悪くてエントリー消失。

お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践

お金は銀行に預けるな(amzon.co.jp) とても、面白い本だった。正直、勝間さんの本は帯の勝間さんの写真が選挙のポスターみたいでどうにも嫌いだったのだけれども(清潔感のある笑顔が逆に無個性に見えて、かつ、本屋の平台に積まれていると逆に清潔感のあ…

国際人の英会話学習法

Amazon.co.jp:国際人の英会話学習法―フランス人もロシア人も中国人もこの方法で話せるようになった! よい本。英語が得意で無いのでとても気が楽になる。ソレイシィ氏の主張は、ネイティブスピーカーらしく話せることを重視することよりも、まずは簡単な英語…

何で最近の田中芳樹作品を楽しめないのか?

田中芳樹作品が大好きだったのに中国ものを除いて最近のものはどうも面白くない。紅の勇者オナー・ハリントンシリーズを読んでその疑問が解決した。理由は、ドキドキ感が薄くなったためだ。最近(っていってもここ2,3年だけど)読んだ田中芳樹作品は以下の…

最近は早川書房が大好き

論文の締切が近いほどブログを書きたくなるのは何故だろう?それは現実逃避です。最近、早川のファンタジー小説ばっかり読んでいる。あと早川のSF。デヴィッド&リー・エディングスのベルガリアード物語、マロリオン物語、エレニア記、タムール記、ドラル国…

昔、面白かった記憶のある海外もの

せっかく記憶がよみがえってきたのでメモ。再読も楽しそう。 マリオン・ジマー ブラッドリー:女性視点の作品というのに衝撃を受けた中学生のころ ダーコーヴァ年代記(たぶん、全部持っている) アヴァロンの霧シリーズ(amazon.co.jp:アヴァロンの霧〈1〉…