祝:関東の鉄道会社のタイムライン防災

関西で当たり前になってきたタイムライン防災の考え方に基づく鉄道の計画的運休が関東にも適用されるようになった。素晴らしい。強いて言うなら前日からアナウンスしてほしかったかも。9/29にJR東日本の路線使っていたけど、特にアナウンスはなかった。今回は日曜日だったので判断できたのだと思うが、これを前例として平日にも適用できるようになると素晴らしい。

www.yomiuri.co.jp

JR東日本は30日、台風24号の接近に伴い、同日午後8時までに首都圏のすべての在来線について終日運転を見合わせることを決めた。

www.nikkei.com

JR東日本は正午すぎ、首都圏の在来線全線を午後8時以降運休すると発表した。「首都圏全域での計画運休は初めて」(同社)。夕方になると新宿駅は家路に就く人々で混み合った。

www.fnn.jp

30日午後8時以降、JR東日本は順次、山手線や中央線、東海道線など、首都圏の全ての在来線の運転を取りやめる。

午後9時以降には小田急線が、午後10時以降には西武鉄道が、全線で運転を見合わせる。

一方、新幹線は、東海道新幹線が午後5時ごろ、全線で運転を取りやめ、東北、上越、北陸、山形の各新幹線は、上下線で夜間の一部運休などが決まっている。

メモ:Nature公式、論文要旨の書き方

メモ。


メモ:東京都ルール「親が立ち上げた児童発達支援事業に子供を通わせられない」

発端は以下のエントリー。都議の働きかけによって解決できたとのことよかった。

ameblo.jp

私の理解した主たるポイントは以下の通り

  • 障害のある我が子を受け入れてくれる児童発達支援施設がない
  • そこで自分で児童発達支援施設を作るために人員や場所を押さえ、東京都に申請した
  • 申請の段になって、東京都より自分がたてた児童発達支援施設に子供を通わせるのは公平性の観点より許可できないといわれた

上記のエントリーへの反応に関する感謝のエントリー
ameblo.jp

最初のエントリーを読んで動いた龍円愛梨都議のエントリー
ameblo.jp

東京都の担当者に伺ってみますと

  • 「公平性にかく」という他の親からの指摘があった
  • 保護者が運営している施設で、自分の子を使った不正受給があった

ということで平成27年からこのルールがあるそうです。

厳密にいうと、絶対にダメということではなくて、
親が直接子供を支援してはいけない
とのことのようです。

(ご説明いただいたのですが、いかんせん文書がないので、ルールの線引きが私もよくわかりません)

どうやら、施設内の同じ空間にいてはいけないらしくて、
「親は完全に姿が見えない事務室等で、お子さんから隔離されている」とか
「親が働いていない日なら、お子さんは来ていい」ということらしいようです。

この東京都の対応ってめんどくささに耐える力とシステムの重要性で書いた話に通ずる。

公務員が守るべき重要な性質は公平性であり、公平性の観点からすると、うるさく騒ぎ立てる人は人的リソースを独占する人であり、この人に費やす人的リソースの分、他の人への人的リソースの分配が少なくなり、公平性は保てなくなる。そう考えれば、大勢に影響ない話ならばさっさと要求を受け入れて黙らせてしまった方が、公平性を担保できると考えるのもわからなくない。

行政はこういう風になりがちなので、立法担当&民意の反映者である議員が修正してあげる必要あるんだよね。今回動いた都議のみなさま、区議のみなさま Good Job!

無事に解決したとのこと。
ameblo.jp

児童発達支援事業・放課後等デイサービス事業の基準等について(PDF)より改定部分転載

これまで、障害児が通所する事業所に、その保護者が職員として勤務することで、他の利用者や第三者から見て公平性に欠けるとの指摘や、給付費の請求が不適切な事
例等がありました。
障害児通所支援事業所は、地域の障害児や家族からの信頼を得ながら、継続的に適切な支援や事業所運営をしていくことが重要です。
このため、客観的に利用児童の状況を判断して、個別支援計画を立てる児童発達支援管理責任者や、直接支援を行う児童指導員に、その保護者を配置する際は、利用児童に対する接し方や対応の違いなどが起きないよう事前の準備が大切です。
以上のことから、透明性の確保や公平性を担保するための具体的な事業所の運営方法や、取組、計画等について、確認させていただきます。

関連書籍

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Twitter上での議論フィルタリング基準

最近、Twitterの自分のTL上で論争的な事柄に関して、荻上チキさん提唱の「セレクティブエネミー」「道化効果」でやりあっているのをよく見るようになり、どんよりした気分になっている。


blogos.com

東日本大震災における原発事故から始まる脱原発・反原発の話、HIVワクチン、ニセ科学批判批判、リフレ&アベノミクス話、ネットフェミ、ネトウヨ・パヨク、福島の甲状腺ガン検診、北海道地震による全道停電、トリチウム汚染水などの海洋投棄、などなど。激しく論争している人たちが互いにどこまでが合意していて、どこからが譲れない事項なのでやりあっているのかがわからない。

たぶん、互いにやりあっている人たちにとってはどこまで合意しているか、どこからが譲れないなのかが同陣営内で「当たり前」になりすぎていて、ことさらにそれを説明する必要がなくなってしまっているのだと思う。エコーチャンバー効果によって集団極性化が進んでいる状態。

で、どんよりしつつ自分のTLを眺めていて感じたのが「セレクティブエネミー」や「道化効果」にはまっている状況を示す一つの基準として以下のものがあるのではないかと思った。

  • 論争相手に敬称をつけなくなっている(ただし、有名人や公人は除く。有名人や公人は敬称なしで呼ぶ場合も多いため)
  • 「馬鹿」とか「あほ」とか素朴な罵声でなく、論争相手を代表とするグループに変なあだ名をつける(例:「放射脳」とか、「お理工さん」とか)

相手に敬称をつけなくなるのは、敬称をつけるのも面倒になるほど鬱憤がたまっていたり、うんざりしているあかし。つまり、冷静じゃない。相手に変なあだ名は身内だけに通じるジャーゴンであるため、これを多用するということは、文脈を共有する仲間だけとコミュニケーションをとっているということ。こういう論争の外で眺めている人たちを考慮しなくなっている論者の議論を理解するのは大変にコストが高いのでとりあえずフィルタリングしておいてよいのではないかと思う。

特に直近の北海道地震による全道停電、トリチウム汚染水などの海洋投棄の話は何を理想として、どこまで合意できていてどこから論争しているのかが全然見えなくて、とってもどんよりした。どの点を合意して、どの点からわかれているのかを説明してくれている例としては、意見に賛成するかどうかは別として以下の記事はとてもよかった。
hbol.jp