メモ:新井 聖子: 日本の基礎研究の東アジア化 ― なぜ日本の基礎研究は下方に向かうのか?

ツイッターで以下のようにつぶやいたのだけどブログにもメモ。

当該記事。

上記の論文の私なりのまとめ。

  1. 大学院博士課程を卒業した東アジア(中国、韓国)出身の留学生が母国へ帰り、学んだ知識を元に母国の技術レベルを上げている。
  2. 上の現象は日本からみると知識流出となり、日本企業と競合する東アジア企業の技術力をあげ、日本が苦戦する理由となっている
  3. これが発生した原因は留学生X万人政策&ポスドク増加。そして、大学に留学生がとどまるポストがなかった(本文中では述べていないが暗黙に主張されている)ことと、大学院修了した留学生を日本企業が採用しなかったこと。
  4. 途上国からの留学生受け入れをしても、日本は彼ら・彼女らを定着させられないのだから、過剰な投資をやめて、日本人学生の海外への送り出しに予算をつけて、欧米諸国とのネットワークをつくるようにしたほうが長期的に良いのでは?という提案

感想として、大学が悪いというご指摘ごもっともだけど、日本人学生の博士課程への進学が減ったのも、大学院修了後の留学生が母国へ帰ってしまうのも、かなりなところ日本企業の採用の問題が大きいと思うのだけど、それが指摘されていないのが不満。

追記

ちょうど、この話題に関連するツイートがあったので。


複数のProceedings論文をまとめて1本のJournal論文に投稿できるか?

はじめに

分野によって学術会議の会議録掲載論文(Proceedings論文)の位置づけは大きく異なります。計算機科学系ですと査読付きであることが多く、業績にもカウントされます。
next49.hatenadiary.jp

本文

先日、論文発表した国際会議の主催者から会議録論文をベースに内容を充実させ雑誌論文に投稿してはどうかと誘いを受けた。その際に、その充実させた部分を別の国際会議の論文として投稿しようと考えていたのでタイトルの「複数のProceedings論文をまとめて1本のJournal論文に投稿できるか?」を疑問に思い調べた次第。


なので、雑誌への投稿は辞退した。

関連エントリー

next49.hatenadiary.jp

筑波大学素晴らしい。「LGBT等に関する筑波大学の基本理念と対応ガイドライン」


メモ:クィア領域における調査研究にまつわる倫理や手続きを考える:フィールドワーク経験にもとづくガイドライン試案


上記ガイドラインを読んだ一言感想。

メモ:丸善キャンパスショップ立教大学池袋店

おつかれさまでした。としかいえないような話。丸善大丈夫なのか?

nyawaraban2014.amebaownd.com

当該書店。
www.st-paulsplaza.com

リニューアル時あたりのプレスリリース。
www.sankeibiz.jp

Googleで「丸善キャンパスショップ立教大学池袋店」と検索したら、2017年の11月、12月に上記のブログを裏付ける求人があった。店長候補の募集というのもすごい話。
f:id:next49:20180504213056j:plain

最初のエントリーで気を付けなければいけないなぁと思った箇所。だいたい窓口に出てきている人は末端の人たちなので組織の在り方に文句言いたいなら店長クラスに言わないといかんよね。私も先日似たようなことをしてしまったので反省。

本部の教科書の発注がとんでもなく酷くて、出勤する度に出版社と教授からクレームをもらうようになった。
発注ミスが多々あり、 どうなってるのかその都度本部にメールし対応してもらったが、私が言った通りに発注数を出した新人の予定注文数を新店長(ストーカーと結婚する人もいるよ? の人)が倍の数にして発注していたせいだった。
そのミスのひとつに、本来100冊注文するAの本を800冊・800冊注文するBの本を100冊注文したものがあって、教授が『どういうことなの!』とご来店された。
私もそれがどうしてそうなってるのかは本部に聞いてみないと本当にわからなかったので『教科書担当に確認してご連絡します』と対応したのだけど、その他にも『最近この店の対応がおかしい!店長と副店長が辞めたなんて聞いてない!普通挨拶に来るんじゃないの?あなたベテラン辞めさせてどうゆうことなの?教科書販売をなんだと思ってるの!』と言われて完全に心が折れた。

リニューアルした時に『店を小さくしてどういうつもりだ!』と怒られたのも私だ。

私が店を小さくしたわけじゃない。
私がベテランを辞めさせたわけじゃない。(むしろちゃんと挨拶しなよ!と何回も言っていた)
私がミスしたんじゃない。

もう気づいた時にはその教授に『私だって同じ気持ちですよ!努力しました!でもバイトの分際じゃどうしようもできないんです!』と言い返して店頭で死ぬほど泣いた。
先生もびっくりして『何も知らなくてごめんなさい』と肩をさすってくれたが、もうこれ以上誰かに何か言われたら精神的にもう働けなくなりそうだと感じて自分の持ち物と仕事を片付けに行くだけの2日間を残して次の出勤日から人生初の登校拒否をした。
ひとつの本屋で起きたこと。 | 本屋でんすけ にゃわら版 より)

最初のエントリーの続きの話もひどい。
nyawaraban2014.amebaownd.com

このにゃわら版というのは業界で有名らしい。
bunshun.jp