Session 22とAfter 6 Junctionでの高畑勲さん追悼特集

2年前にこういう経緯でラジオを録音できるデバイスを購入した。
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で、Session 22だけでなく、ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフルも聞くようになり、その流れで4月から始まったAfter 6 Junctionも聞いている。

ちょうど、この2番組で高畑勲さん追悼特集をおこなっており、別々の角度からの高畑勲評を聞けて面白かったのでメモ。

Session 22は4/9に特集。
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After 6 Junctionは4/17に特集。
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どちらの特集でも共通に言及されていたのは「日常」をアニメとして描いて、かつ、ちゃんと成立させているという点。Session 22の方はメインの語り手が一緒に仕事をしたこともあり、かつ、自身もアニメ映画をつくる監督である片渕須直さんだったため、どちらかといえば内側(製作者側)の視点から、After 6 Junctionはメインの語り手がアニメ評論家の藤津亮太さんだったので外側の視点から語られており、異なる視点からの話で面白かった。

ここ数年の初回講義時に学生に伝えていること

結構前に初回講義時(ガイダンス)に学生に伝えていることをエントリーにした。
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  • 飲み物はOK(においの強いものはだめ)
  • 食べ物はダメ
  • 帽子はダメ
  • 私語はダメ
  • 途中退席には白い目(授業がわからなくて単位落とすのは自業自得)
  • 遅刻には白い目(授業がわからなくて単位落とすのは自業自得)
  • 内職には白い目(授業がわからなくて単位落とすのは自業自得)

最近は上に加えてSNSとスマートフォンについての希望も述べている。

  • 録音、録画、写真はOK。
  • ただし、講義資料などで本の図などを使っているので、自分の復習用とし、SNSなどネットににアップロードしないこと。
  • 基本的には講義で使っているPowerPointは講義後にダウンロードできるようにするので、写真とる必要性はない。

教員ごとにどこに線を引くのかが異なるのでガイダンス時にちゃんと伝えておいたほうが良い。

参考

3.5 学生と契約をしよう

 授業中の私語、携帯電話、途中入室、途中退室、レポート提出ルールの無視は、すべての教師の悩みの種です。それと同時に、授業をきちんと聴きたいという学生にとっても、最大の迷惑であることを忘れてはなりません。こうした一部の学生のルール違反を放置する教師は、学生からの信頼を失いかねません。

  教室から私語を根絶する、ということはおそらく不可能でしょう。しかし、すぐにでもできることはあります。学生にこれらの行為がルール違反であることを伝えることと、自分はそれを許さないという姿勢を示すことです。これらを「常識だから」と言って学生に伝えずに放置し、我慢の限界を超えたところでいきなり爆発、というのはお互いの精神衛生によくありませんね。「常識」は、伝えられなければ常識となりません。

  受講のルールを伝える最もよい機会は、初回の授業をおいてほかにはありません。配付するシラバスの中に、こうした受講のマナーを含む学生と教師の契約事項を書いて互いに確認しておくのもひとつの方法です。たとえば、次のような事項について、明確なルールを伝えておくことができるでしょう。

  • 授業中に私語、携帯電話、途中入室、途中退室はしない。
  • 時間どおりに授業を始め、時間どおりに終わる。
  • 資料配布のルールを決める。
  • レポート提出のルールを決める。
  • 授業時間外の指導についてのルールを決める。

新入生が簡単できる教員への好感度UP作成

自分の学科・専攻・コースの教員に学内で出会ったら挨拶(おはようございます。こんにちは。こんばんは。)や会釈をする。

元気に挨拶するとなおよし。敬意がこもっているかいなかなんてわからないので口先だけで大丈夫。癖にしてしまえば、精神的コスト0で実施できる。

多くの学生がこれを実施しないので、挨拶しているというだけで好感度があがる。あがった好感度によって、講義の成績が不合格が合格になるということはないけれども、ちょっとしたときにサポートが差し伸べられるようになる(ボーダーラインのときに、別課題を課すとか、ちょっと注意喚起してくれるとか)。ぜひ、1年生のうちから徳を積んでほしい。

ちなみに挨拶をまったく返さない教員もいますが、半年ぐらいは挨拶の押し売りをしておきましょう。半年ぐらい続けると「あぁ」とか「うぅう」とか行動の一時停止とかを返してくれるようになります。教員にもコミュ障はいるんです。

警察や検察のリークに基づく報道

財務省の森本学園への国有地払い下げ問題で、事実が明らかになるのは歓迎だけど、検察が捜査情報をリークするのはよろしくない。警察や検察の都合のよい物語に世論誘導できてしまう。そして、国会議員がそれを「がんばれ」とするのも良くない。さらには情報源とみなされる人を特定できるような発言してしまうのは、情報源の秘匿の観点から最悪に近い。その情報源をつぶしたいという意図ならわかるけど。

www3.nhk.or.jp

森友学園に国有地がごみの撤去費用などとして8億円余り値引きされて売却された問題で、去年2月、財務省が学園側に口裏合わせを求めていた疑いが出てきました。当時、国会で財務省は野党側から「実際に大量のごみの撤去を確認したのか」などと追及されていましたが、そのさなか財務省の職員が学園側に対し「トラックを何千台も使ってごみを撤去したと言ってほしい」などと、うその説明をするよう求めていたことが関係者への取材でわかりました。大阪地検特捜部はこうしたやり取りを把握していて詳しい経緯を捜査しています。

リーク報道による世論誘導の典型的な例は前川喜平さんのやつ。
webronza.asahi.com

「やる気を出せるのがすごい」

学生に「先生はやる気を出せるのがすごい。私はどうしてもやる気をだせない」と言われた。なので、「やる気を出しているわけではなくて、やる気がなくても作業できるように道具とか環境とかを整えているんだよ」と伝えた。

たとえば、私はGTDもどき(振り返りをしないので「もどき」)を仕事管理法として使っている。

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postd.cc

ferret-plus.com


そういえば、ライフハックという言葉も最近トンと聞かない。