メモ:ジンバブエのムガベ大統領辞任

ジンバブエとしえば「ハイパーインフレ」としか知らなかった。先日のSession 22でジンバブエの歴史が説明されていて大変おもしろかった。「世界最悪の独裁」というのは宗主国イギリスのポジショントークだったというのは全く知らんかった。
www.tbsradio.jp

ムガベ大統領の後継者が今回の騒動の問題だったとのこと。
www.afpbb.com

www.bbc.com

結局、辞任した様子。
jp.reuters.com

アカハラを防ぐ大学教員しぐさ「常に学生に録音させる」

最近の学生のほとんどはスマートフォン or タブレットを所持しているので、教員と学生でミーティングするときには必ず学生に録音させるようにしておくとよいのではないかと。

元々は私がついていた教授がやっていたこと。最初は留学生とミーティングするときにICレコーダーで録音させていたのが、徐々に日本人学生にも録音させるようになり、最終的には「ミーティングしましょう。録音して下さい。」と決まり文句に発展していた。私もそれを受け継ぎ、学生とミーティングするときには録音させるようにしている。ミーティングを録音させておくと以下の点で大学教員にもメリットがある。

  • 「言った」「言わない」論争にケリが付く。特に常に「ミーティングしましょう。録音して下さい。」と言うようにしていれば、「言った」「言わない」論争が発生したときに「あのときの録音出して下さい」といえば終わる(当然、自分が「言った」つもりが「言っていなかった」、「言わなかった」つもりが「言っていた」と論争に負ける場合もあるけど)。
  • 「録音されている」ということが常に意識にあるので、暴言を吐きづらくなる。結果として、アカハラ発生を防ぐことになり、自分も職を失いづらくなる。

録音されている状態で暴言吐いてしまったら、すぐにごめんなさいするしかない。

関連過去エントリー

next49.hatenadiary.jp

エンダーのゲーム~シャドウ・パペッツ

積読であって「エンダーのゲーム」を読み、面白かったのでその続編の「エンダーズ・シャドウ」「シャドウ・オブ・ヘゲモン」「シャドウ・パペッツ」を続けざまに読んだ。面白かった。

「エンダーのゲーム」は1985年の出版。エンダーシリーズの始まり。2013年に映画化されていたときに再販。数年前にAmazonで安売りしていたので購入。一読しただけだと、いろいろと腑に落ちないところがあるけど面白かった(エンダーが1度も負けられないと思い込む動機が分からない。最初の「モニター」の設定はエンダーの兄弟だけ?なんであの3兄弟はあんなに優秀なの?ラストのあの場所はどういうことなの?など)。
エンダーのゲーム〔新訳版〕(上)
エンダーのゲーム〔新訳版〕(下)

エンダーシリーズは、エンダーを主人公とするシリーズと、「エンダーのゲーム」の登場人物の一人であるビーンを主人公とするシリーズに分かれる。こちらは、ビーンを主人公とするシリーズ。このエンダーズ・シャドウはビーンの視点から「エンダーのゲーム」を語りなおす話。私は本編の主人公絶対主義なので、番外編やサイドストーリーの方の主人公が実はすごく優秀で本編主人公を越えた逸材だけど、もろもろの理由で本編主人公を手助けしていましたみたいな話が大変苦手。なので、この本のあらすじを見たときに「これは苦手なやつか?」と思ったのだけど、ちゃんとエンダーとビーンが両立しており、大変楽しめた。また、「エンダーのゲーム」でよくわからなかったエンダーやその仲間たちの振る舞いについて補足が入っているので、だいぶ「エンダーのゲーム」が整理された。作者のつじつま合わせ能力(「エンダーのゲーム」との合わせ)は本当にすごい。
エンダーズ・シャドウ〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)
エンダーズ・シャドウ〈下〉 (ハヤカワ文庫SF)

引き続きビーンを主人公とした「エンダーのゲーム」のその後の話。大変楽しい。敵役もきっちり怖くて素晴らしい。エンダー兄のピーターがどんどんかわいくなる。
シャドウ・オブ・ヘゲモン(上) (ハヤカワ文庫SF)
シャドウ・オブ・ヘゲモン(下) (ハヤカワ文庫SF)

前作からの続き。一応のひと段落。
シャドウ・パペッツ (ハヤカワ文庫SF)

このシリーズは4部作らしいのだけど最後の2作は翻訳がとまっており残念。
Shadow of the Giant

Shadows in Flight: 5 (The Shadow Saga)

リンク:襲われる理由を指摘するのが馬鹿げたことなのがわかる動画

別の視点からみるとどういうことを自分がしてしまっているのかを考えてみるのは重要。