ここ数日、添付ファイル付きの怪しいメールが急増しています。たぶん、理由はこれ。
メールの文面も進化し、るるぶトラベルを装うメールも登場しました。
Windows利用者のみなさん。Windows Updateは嫌でしょうが、個人利用なのでしたらWindows Updateは自動適用しましょう。また、以下を読んで対策しましょう。
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文藝春秋2017年4月号に掲載。同内容がすべてWebで公開されている。
bunshun.jp
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関連して、私大への天下り。
www.mynewsjapan.com
私は、これまで「文科省不要論」を唱えてきました。昨今の惨憺たる有様を見るにつけて、その考えをより強くしています。
これに対して、先日のTBSラジオ Session-22の文科省特集でゲストの辻田真佐憲さんは、これまで教育についてはさまざまな介入が行われてきており、それに対して、文科省がバッファとしての役割を果たしてきた側面もある。このため、文科省の改革の必要性はあるが、廃止してしまうのは介入に対するバッファがなくなるという点で良くないのではないかという主旨の話をしていた。
www.tbsradio.jp
辻田真佐憲さんの本「文部省の研究 「理想の日本人像」を求めた百五十年」のあとがきより一部抜粋。
それはともかく、「理想の日本人象」をめぐる歴史にあって、昨今の文部科学省は、首相官邸の政治主導の陰に隠れがちだ。さきのスキャンダル(next49注:天下り問題のこと)に関連して、自民党の行革推進本部長の河野太郎衆議院議員のように「文部科学省不要論」を唱えるものもでてきている。初等中等教育は地方自治体に、高校は都道府県に移管するというのである。文部省は、歴史上なんども廃止が議論されてきた。その存在はかならずしも盤石ではない。
ただ、「理想の日本人象」をめぐる議論は、しばしばイデオロギーの空中戦に陥る。実際、中曽根臨教審以来、空理空論ばかり集積され、なかなか実行に移されてこなかった。本書でもさんざん述べたように、今後重要なのは理念の「実装」である。
そのためには、人気や空気に流される政治家や、飽きっぽい国民とは別に、安定的かつ中立的に教育に取り組む組織が欠かせない。また、審議会などから振ってくる抽象的なイデオロギーを適切に処理し、現実的な制度に組立て直す役回りも必要だ。それゆえ、政治主導から一定の距離を取った、教育行政機関はこれからもなければならないだろう。
【本件のポイント】
- 公共事業を落札する確率は天下りを一人受け入れる毎に平均で0.7ポイント上昇
- 落札確率は天下り受け入れ直後から上昇し、その後も継続
- 退職公務員の知見ではなく、天下り受け入れそのものが落札確率の上昇に寄与している
文科省によると、1月1日時点で241人が国立大全86校のうち83校に理事、事務局長などとして出向。同省は「幹部人材を求める大学の要請に応じて派遣している」という。
同省にとっては「大学の現場で経験を積めば復職後、行政に生かせる」(人事課担当者)という狙いもある。だが出向から戻ってすぐに退職して再就職してしまえば、現場の経験は生かせない。
出向先と再就職先には偏りもある。
出向先のほとんどは国立大だ。国家公務員退職手当法の規定で、退職金に関わる勤続期間に国立大は出向期間を算入するが、私立大は原則適用されないためだ。
04年の国立大学法人化の前は国立大は国の機関で、頻繁に同省本体との間で人事異動があった。同省人事課は「(出向は)制度ではなく慣習」という。
(日本経済新聞:文科省から大学の天下り、現役出向が下地 復職翌日に再就職より)
自民党の河野太郎前行革担当相は26日午前の衆院予算委員会で、文部科学省の官僚が国立大学法人に幹部として出向する「現役出向」が241人に上り、そのうち理事が76人を占めるというデータを示し、「大学は文科省の植民地になっているのではないか」と追及した。今月1日(next49注:2017年1月)現在の数字だという。
つくば言語技術研究所の三森さんの著作のどれかに抽象的な指示をだされても、子ども(初心者)はどうしたら良いのかわからないので、コーチングは具体的にするべきという話があった。
日頃、学生に「卒業研究をコツコツ進めなさい!」と言っているわけだけど、夏休み前のこの時期に、何をどうしたら「コツコツ」になるのかを私なりにまとめてみることにする。
テーマや分野、そして、教員によって考え方や流儀が違います。ぜひ、このエントリーをたたき台として指導教員や先輩と「『コツコツ』ってなんなんですかねぇ?」と雑談してみてください。
就職活動や大学院入試があるため、卒業研究に100%注力できるわけではありません。どうしたって、就職活動や大学院入試に時間も労力もとられることと思います。
しかし、卒業研究をなんにも進めていないと、夏休みからエンジンをかけ始めることになり、実際にエンジンがかかるのが10月、フルスロットルが12月、1月や2月に卒業論文提出となり、そもそも卒業できるかどうかが綱渡りになってしまいます。
そこで、夏休みから全力で卒業研究に取り組めるように5月〜7月は準備を終えておくことを主たる目標にします。
分野や教員によって大幅に異なるのは「テーマの決定を誰がするか?」という点です。私の所蔵学科では基本的に指導教員が卒研テーマを提示します。一方で、人文系や教育系では卒業研究テーマを学生に決めさせることも多いようです。
テーマが指導教員から提示される場合には、5月〜7月はテーマに対する理解を深めるため、研究の目的を達成するために準備をする期間になります。テーマを学生自身が見つける場合には、仮テーマを短い期間で組み立てることを繰り返しながら、本テーマに向かって知識と技術を蓄える期間になります。
以下の話は、テーマが指導教員から提示される場合についてですが、ある程度は学生自身がテーマを見つける場合にも役立つと思います。
関連過去エントリー
最近は、アルバイトをしないと大学生活が送れない学生が多くなっています。また、4年生の前期は、就職活動や大学院入試のために費やす時間の必要となります。
そこで、まず、自分の手持ち時間を把握してみましょう。平均的な一週間のうち、研究に費やせる時間がどのくらいかを可視化するのが目的です。
もちろん、就職活動は突発的な呼び出しや面談、当初考えていなかった説明会などが入ってきますので上の時間配分は崩れます。しかし、思いのほか卒業研究に費やせる時間が少ないということに気付けるはずです。
コツコツ卒業研究を行うためには、「時間ができたときに」卒業研究をするのではなく、「時間を作って」卒業研究する必要があるのです。(自分で書きながら大変耳が痛いです。研究する時間を作らないと…)
この研究室ではどういうことに取り組んでいるのか、どの程度の成果を要求されているのかの相場観を養うために、所属研究室・ゼミの卒業論文・修士論文を4年分(20本程度)読んでみましょう。
まず、どこに過去の卒業論文や修士論文があるのかを調べます(先生や先輩に尋ねる。研究室の各種ドキュメントを探す。図書館を探すなどなど)。研究室やゼミ、あるいは、教員が過去の卒業論文や修士論文の電子ファイル(PDFやMS Wordファイルなど)を管理していないのでしたら、要注意です。そこの研究室やゼミ、あるいは教員は、だいぶ、ろくでもありません。1年間覚悟しましょう。
次に、3年分の修士論文と卒業論文をピックアップします。題目を読んで、なんとなくおもしろそうだなと思った論文を選びましょう。卒業論文を各年3本以上、修士論文を各年2本以上選び読みましょう。精読する必要はありません。以下の疑問点の答えを探しながら、ひととおり、頭からおしりまで読みましょう。ちゃんと読もうとすると、わからないことばかりで挫折します。
- 何がその論文で解決しようとした問題なの?
- その問題に対して、著者らが提案した解決策・緩和策は何?
- その論文の目的(Goal、最終到達地点)は何?
- その論文では目的までどのくらい近づいたの?
(論文の読み方 - 発声練習より)
読み終わったら、論文のタイトル、著者、卒業論文/修士論文の発表年と上の4つの質問に対する答えを、テキストファイルか何かに記載しておきましょう。疑問点やわからない用語については、論文に直接印をつけてしまうのが便利だと思います。集めた電子ファイルは、オンラインストレージなどを利用して大学でも、自宅でもアクセスできるようにしておきましょう。
これぐらい読むと、なんとなくですが、どういうことをしなければいけないのか、どのくらいの結果を求められているのかがわかってくると思います。
関連過去エントリー
実質的な指導をしてくれる教員と早い段階でコミュニケーションをとれるように努力しましょう。最初のコミュニケーションのネタは卒業研究のテーマです。
研究テーマを決めるときに重要なことは、どんなに重要であったり、革新的なことであったとしても、あなたがそれを苦痛に思うのであれば、たぶん、そのテーマを全うできないという点です。可能ならば、少しは興味が持てる(「面白そう」とか「かっこよい」とかの興味で十分です)テーマにしましょう。今現在、得意でない作業が含まれているとしても、その作業を行うことが苦痛でないならば、だいたいの場合は慣れます。
あなたは、卒業論文や修士論文を4年間分読んでいるはずですから、どういう系統のテーマは苦痛なものになりそうなのかは、なんとなくわかるはずです。指導教員にそれを理由付きで伝えましょう。
もし、指導教員の指示が「卒業論文や修士論文から未達成の課題を見つけて、それを自分のテーマにしなさい」であるならば、研究の目的と達成した成果を引き比べて、その差を整理し、課題を見つけ出しましょう。だいたい、考察や今後の課題の部分に未達成の事柄が書いてあります。そのうえで、5つぐらい課題をみつけて、指導教員と相談しましょう。
関連過去エントリー
夏休み前の準備として、かなり重要なミッション。愚痴を言える相手、ちょっとした疑問をぶつけられる相手がいるといないとでは、卒業研究のつらさが大幅に変わります。ぜひ、なかよくなりましょう。
とはいえ、すっごく仲良しこよしになれというわけではなく、困ったときに相談(質問)できる。へこんだ時にお茶がてら、ちょっと話を聞いてくれる程度の親密さで十分です。本当の心の内を見せるのは親友や家族、恋人で十分。それを研究室の仲間に望むのは望みすぎです。
実践としては成人した大人として当たり前の声掛けをすればよいです。挨拶を交わすというのは互いに敵意はないということを確認しあう行為ですから、これができる状況をつくっておくだけで十分です。
1日1度ぐらいは、2往復以上する雑談をしかけてみましょう。2往復したらミッション達成なので、それ以上続けなくても構いません。
研究室の同期や先輩とあいさつしあえる間柄になっておくことで、夏休み以降の切羽詰まったときに相談を持ち掛ける敷居が非常に下がります。また、研究室に行く敷居も非常に下がります。
「コツコツ1:所属研究室・ゼミの卒業論文・修士論文を4年分(20本程度)読む」とも関連しますが、研究室で利用できる資産についてよく知っておきましょう。資産の存在と使い方を知っていれば、大幅に作業時間や調査時間を短縮でき、良い結果を得る蓋然性も高くなるかもしれません。
どういうものが研究室の資産なのかについては、以下のエントリーをご覧ください。実験系の場合は、実験のプロトコール、機器の使用法、研究ノートなども研究室の資産になります。
next49.hatenadiary.jp
学生のみなさんに「文献調査してください」というと、GoogleやYahoo!で適当な日本語のキーワードいれて、上位10件ぐらいを読んでおしまいみたいな感じになりがちですが、これではいけません。分野によって、どういう種類の文献を中心に調べないといけないのか、そして、それらの文献をどういう風に手に入れるべきなのかが異なります。先輩や指導教員に訪ねて、その分野やテーマにおいて標準的な文献調査方法を教えてもらってください。
また、基本的には文献の閲覧は有料です。一方で、学生は基本的に貧乏です。このため、有料の文献を入手できません。
そこで、できるかぎり自分が金銭的負担をせずに文献を入手できる方法を先輩や指導教員に教えてもらってください。たとえば、以下のような方法が考えられる。
ある分野の文献調査の方法の例:木村幹さんの教え。
日本語演習終了。修士課程1年生向けには「本の選び方」ばかりを指導している。「適当なキーワードで検索して引っかかったもの」を読んでいくのは絶対不可。文献リストを作り、できるだけ現物をまず取り寄せ、優先順位を決めて戦略的に読んでいく。そうでないと基礎的な知識のストックはできない。
— Kan Kimura (on DL) (@kankimura) 2017年4月27日
この点は今年からうるさく指導するようにしたのだけど、理由はそうしないと「検索して引っかかったものしか読まない」人が続出するから。同様に、「図書館(特に開架書庫)に行って適当なものを見つけてくる」も不可。そのためには良い文献リストを作ることはとても大事だし、必須の技術であり作業。 https://t.co/mZNAkNeP1V
— Kan Kimura (on DL) (@kankimura) 2017年4月27日
同様に「とりあえず有名そうな人」のものを読んでいくのも不可。例えば「韓国政治研究」といっても、内部は細分化されており、各々の研究者には細かい専門がある。「ある人のものをまとめて読んでいく」には、その人の本当の専門が何かをちゃんと調べる必要がある。「高名な政治学者」とかあり得ん。 https://t.co/UQsU64dhGH
— Kan Kimura (on DL) (@kankimura) 2017年4月27日
著者を軸に読んでいく場合には、最低限、他にどんなものを書いているか、を調べる必要があり、またできればどんな学派等に属するか、も調べておいた方がよい。わかるなら、主著が何か、博士論文が何か(この場合には指導教員が誰かも調べておいてもよい)も押さえておければよい。 https://t.co/jcuyjzfiP9
— Kan Kimura (on DL) (@kankimura) 2017年4月27日
最初のうちはこういうのは「面倒くさい」し「時間がかかる」と思いがちなのだけど、専門書を理解するのは大変なので、実際にはバックグラウンドを知っている方が、内容をより的確に理解できるし、時間も大きく節約できる。遠回りないためには、地図が必要なのと同じ理屈である。 https://t.co/Hm4ppXmGIN
— Kan Kimura (on DL) (@kankimura) 2017年4月27日
文献を集めたらそれで終わりなわけではなく、活用する必要があります。そこで、自分にとって便利な方法で集めた文献を管理しておくべきです。
少なくとも管理すべき事柄としては以下のものがあります。
これらを可能な限り一か所にまとめ、かつ、検索可能にしておきましょう。大学院に進学するのであれば、文献情報を管理するソフトウェアを導入することを強く勧めます。私はMendeleyを使っています。
そこまでする気力がわかないという人はオンラインストレージ+MS Excelなどの表計算ソフト(あるいは単なるエディタ)での管理をお勧めします。
電子的な文献は統一的な名前の付け方をして、オンラインストレージと同期させているフォルダに放り込んでおきましょう。最近のコンピュータは性能が良いので種類ごとに階層構造を作って保存するのではなく、1つのフォルダにまとめて放り込んでおき、ファイル名からの検索で探せるようにしておいたほうが便利です。数百ファイルぐらいならばなんてことありません。私のファイルの命名法は以下の通りです。
いちいちMendeleyを立ち上げなくてもファイル名だけで何の論文なのかを判別できるように以下のルールで名づけている。
「著者名_キーワード_会議or雑誌情報_発表年.pdf」
名前は、「ファミリーネーム.ファーストネームのイニシャル」で管理すべき。著者が二人以上でも第一筆者の名前だけを使って管理している。たとえば、麻生太朗さんが、日本アニメ学会(Anime Society of Japan)で2008年に発表した論文は、「Aso.T_Anime_ASJ08.pdf」として名前をつける。
集めた文献は1回読んだだけでは、たぶん理解できないので何度も読むことになります。再読のために、ちゃんと検索できるようにしておくことが重要となる。明日の自分のために整理しましょう。
よほど指導教員が変わり者でないかぎり、卒業論文はパソコンを用いて作成することになると思います。また、研究室内の定期的な進捗報告の際には、レジュメや発表用スライドを作成することと思います。早い段階で、卒業論文の執筆環境および発表用環境を整えましょう。また、各種ファイルのバックアップをとるのも重要です。
指導教員や先輩に話を聞いて、便利そうな作業環境を整えましょう。何かのメモを取るのに検索や置換機能があるテキストエディタをインストールしておくと便利です。
大変、地味な作業ですが結構重要なのでしっかりやっておきましょう。
最近は研究室にSlackを導入し、コミュニケーションをとっているところもあるそうです。私も興味あるので実際に運用している方からの情報を募集中です。
developers.gnavi.co.jp
やっと、下準備が終わり、研究のスタートに入ります。文献調査を行いましょう。以前書いたエントリーをご参照ください。
上の文献調査の気分転換にメタ研究技術を学びましょう。基本的には研究のやり方に関する本を読みます。指導教員にお勧めの本を尋ねましょう。
いくつか私のおすすめ本を紹介
指導教員と頻繁に連絡をとりつつ、卒業研究に必要な技術や知識を学びましょう。研究技術を学ぶときには、SOC(sence of coherence、首尾一貫感覚)を意識しながら学ぶとやる気を制御できると思います。
SOCの構成要素は「きっと上手くいくに違いない」と思える感覚が、ワガママちゃんを成長させる より以下のとおり。
- 「有意味感」
- "あまり興味のない仕事、面白みの感じられないタスクにも、「まあそのうち、なんかの役に立つかもな」「そのうち面白くなってくるかもね」と自然に考えられる特性です。"
- 「全体把握感」
- "仕事の展望を時系列的に把握できる感覚のことです。"
- 「経験的処理可能感」
-- "「過去に、これだけの仕事は成功させてきた。だから今回のミッションは荷の重いミッションだが、あの経験をもとに、プラスアルファの努力をしてみれば、なんとかいけるかもしれないな」と、自然に思える感覚です。"
多くの下積み作業は、複雑な事柄を分解して、反復可能な形で提供されているため「この作業は何の意味があるんだ?」と疑問がわき、やる気がでづらい傾向にあります。このときに、指導教員や先輩から、この作業の位置づけについて説明してもらえば「全体把握感」を得ることができ、「有意味感」をもって下積み作業をすることができるようになると思います。
コツコツ0からコツコツ8までを5月中に終え、6月や7月で研究開始できるとスムースなスタートになると思います。まあ、こんなふうにうまくいったら、毎年楽なんですけど。
の続き。もう、1か月以上前になるけど国立大学法人について就業規則をチェックした。
togetter.com
調査結果の概要
一覧表はこちら。
www65.atwiki.jp
私立大学は就業規則がGoogleでヒットしないことと、数が多すぎるので所属教員の人にこっそり調べてほしい。以下のWikiはログインしなくても編集できるので、ぜひ。
www65.atwiki.jp
知らんかった。
上の記事より。
現行刑法の「強姦罪」(177条)は「暴行又は脅迫を用いて十三歳以上の女子を姦淫した者は、強姦の罪とし、三年以上の有期懲役に処する」と定めている。
ここでいう「姦淫」の定義は、「男性器を」「女性器に」挿入することに限定されている。ということは、男性器を女性器以外に、たとえば口や肛門に挿入しても、「強姦罪」にはならない。また、異物(たとえば性的玩具等)や手指を女性器に挿入しても「強姦罪」にはならない。いずれも、被害者の性別を問わず、より法定刑が低い強制わいせつ罪(刑法176条 法定刑は「六月以上十年以下の懲役」にしかならない。より法定刑が低いということは、すなわち、犯罪としての悪質さは、「姦淫」よりも低い、と法律が位置付けているということになる。
性行為に無理やり及んだら強姦罪かと思いきや。これは改正したほうが良いよね。