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タイトルには具体的な年を入れたほうが良いね。

togetter.com

大元:2011年の中教審の議論に関する報道

2011年2月の報道

中央教育審議会は31日、大学院博士課程で、院生が1人の教員に師事して研究を手伝いながら指導を受ける“徒弟制度”や、特定のテーマに絞り込んだ修士論文の廃止などを盛り込む大学院教育改革策を高木義明文部科学相に答申した。

博士課程修了者が民間企業で敬遠される傾向があり、国際社会で活躍できる人材育成も不十分という批判が出ていることから、幅広い分野の研究をさせることで、企業などが求める人材育成を目指す。答申を受け、文科省は具体的な制度改革の検討に入る方針。

答申では、博士課程の院生が、1つの研究室にだけ属して1人の教員から指導を受ける現行制度からの転換を提言。複数の研究室で指導を受けながら学位を取得するように求めている。

また、5年制の博士課程の2年修了時点で、特定の研究テーマについてまとめる修士論文を原則的に廃止。代わりに幅広い分野についてテストやリポート審査を行う「クォリファイング・イグザム」の導入を求めている。

ただ、博士課程とは別にある修士課程は今後も存続するため、同課程での修士論文などは存続を認める。

新しい制度は、トップレベルの大学院教育を推進するために、各大学院の中から指定される「リーディング大学院」などで先行して導入される見通し。

(産経新聞:“徒弟制度”や修士論文の廃止求める 大学院博士課程で中教審答申より)

上の後の話が以下の報道。2011年10月の報道

www.nikkei.com


実施されたときの文科省の通知。

Debian 8.7 + Ruby 2.4.0 + Gem 2.6.10 therubyracerのインストール失敗

原因

何バージョンか前に32bit版のDebian GNU/Linuxをバージョンアップで64bit版に変えていたため、32ビットのアーキテクチャia32と認識されていたらしい。アーキテクチャをamd64に統一したら、うまくインストールできた。

エラー情況

タイトルのような環境でtherubyracerのインストールが失敗する。

/usr/local/rbenv/shims/gem install therubyracer
Building native extensions.  This could take a while...
ERROR:  Error installing therubyracer:
	ERROR: Failed to build gem native extension.

    current directory: /usr/local/rbenv/versions/2.4.0/lib/ruby/gems/2.4.0/gems/therubyracer-0.12.3/ext/v8
/usr/local/rbenv/versions/2.4.0/bin/ruby -r ./siteconf20170205-30590-19r0fc3.rb extconf.rb
checking for -lpthread... yes
creating Makefile

current directory: /usr/local/rbenv/versions/2.4.0/lib/ruby/gems/2.4.0/gems/therubyracer-0.12.3/ext/v8
make "DESTDIR=" clean

current directory: /usr/local/rbenv/versions/2.4.0/lib/ruby/gems/2.4.0/gems/therubyracer-0.12.3/ext/v8
make "DESTDIR="
compiling accessor.cc
cc1plus: warning: command line option ‘-Wimplicit-int’ is valid for C/ObjC but not for C++
cc1plus: warning: unrecognized command line option "-Wno-self-assign"
cc1plus: warning: unrecognized command line option "-Wno-constant-logical-operand"
cc1plus: warning: unrecognized command line option "-Wno-parentheses-equality"
cc1plus: warning: unrecognized command line option "-Wno-tautological-compare"
〜略〜
linking shared-object v8/init.so
g++: error: /usr/local/rbenv/versions/2.4.0/lib/ruby/gems/2.4.0/gems/libv8-3.16.14.17-x86_64-linux/vendor/v8/out/ia32.release/obj.target/tools/gyp/libv8_base.a: そのようなファイルやディレクトリはありません
g++: error: /usr/local/rbenv/versions/2.4.0/lib/ruby/gems/2.4.0/gems/libv8-3.16.14.17-x86_64-linux/vendor/v8/out/ia32.release/obj.target/tools/gyp/libv8_snapshot.a: そのようなファイルやディレクトリはありません
Makefile:257: recipe for target 'init.so' failed
make: *** [init.so] Error 1

make failed, exit code 2

Gem files will remain installed in /usr/local/rbenv/versions/2.4.0/lib/ruby/gems/2.4.0/gems/therubyracer-0.12.3 for inspection.
Results logged to /usr/local/rbenv/versions/2.4.0/lib/ruby/gems/2.4.0/extensions/x86_64-linux/2.4.0-static/therubyracer-0.12.3/gem_make.out

これをインストールしているマシンはx86_64なのだけど、なぜかia32を参照している。実際にはx64のファイルが存在する。

# ls /usr/local/rbenv/versions/2.4.0/lib/ruby/gems/2.4.0/gems/libv8-3.16.14.17-x86_64-linux/vendor/v8/out/x64.release/obj.target/tools/gyp/
libpreparser_lib.a  libv8_base.a  libv8_nosnapshot.a  libv8_snapshot.a

そこで、/usr/local/rbenv/versions/2.4.0/lib/ruby/gems/2.4.0/gems/therubyracer-0.12.3/ext/v8/Makefileのia32.releaseとなっている部分をx64.releaseと変えてコンパイルすると別のエラーがでる。

% cd /usr/local/rbenv/versions/2.4.0/lib/ruby/gems/2.4.0/gems/therubyracer-0.12.3/ext/v8
% make
compiling accessor.cc
cc1plus: warning: command line option ‘-Wimplicit-int’ is valid for C/ObjC but not for C++
cc1plus: warning: unrecognized command line option "-Wno-self-assign"
cc1plus: warning: unrecognized command line option "-Wno-constant-logical-operand"
cc1plus: warning: unrecognized command line option "-Wno-parentheses-equality"
cc1plus: warning: unrecognized command line option "-Wno-tautological-compare"
〜省略〜
linking shared-object v8/init.so
/usr/bin/ld: i386:x86-64 アーキテクチャ (入力ファイル`/usr/local/rbenv/versions/2.4.0/lib/ruby/gems/2.4.0/gems/libv8-3.16.14.17-x86_64-linux/vendor/v8/out/x64.release/obj.target/tools/gyp/libv8_base.a(api.o)') は i386 出力と互換性がありません
/usr/bin/ld: i386:x86-64 アーキテクチャ (入力ファイル`/usr/local/rbenv/versions/2.4.0/lib/ruby/gems/2.4.0/gems/libv8-3.16.14.17-x86_64-linux/vendor/v8/out/x64.release/obj.target/tools/gyp/libv8_base.a(bootstrapper.o)') は i386 出力と互換性がありません
〜省略〜
RKNS_9ArgumentsE+0x0 (type R_X86_64_PC32)" goes out of range
/usr/bin/ld: /usr/local/rbenv/versions/2.4.0/lib/ruby/gems/2.4.0/gems/libv8-3.16.14.17-x86_64-linux/vendor/v8/out/x64.release/obj.target/tools/gyp/libv8_base.a(externalize-string-extension.o): ファイルクラス ELFCLASS64 は ELFCLASS32 と互換性がありません
/usr/bin/ld: 最終リンクに失敗しました: 誤った形式のファイルです
collect2: error: ld returned 1 exit status
Makefile:257: recipe for target 'init.so' failed
make: *** [init.so] Error 1

解決していないけどここまで

大学無償化の前に幼児~中学校までの無償化をお願いしたい

私は大学教員なので大学無償化は歓迎すべきことなのですが、それよりも先に幼児~中学校までの教育無償化をしたほうが良いと思う。

自民党は、大学などの高等教育の授業料を無償化した場合の財源として、使い道を教育政策に限定する「教育国債」発行の検討に着手する方針を決めた。

読売新聞:大学無償化へ「教育国債」…自民が検討方針より)

大学無償化のコスト

Googleで検索したところ社会党の福島議員が以前しらべていたみたい。有能。


大学種別 無償化に必要なコスト
国公立大学 4,168億円
私立大学 2兆6808億円
大学全体 3兆976億円

就学前教育の費用対効果と無償化のコスト

さまざまな調査で就学前教育(小学校前の幼児教育)が生涯賃金に与える影響などが高いということが調べられている。

保育園無償化のコストについては以下のとおり。

幼児教育の費用については、政府の教育再生実行会議が3~5歳の教育無償化を提言しています。しかし実現には年間約7800億円かかるとされています。政府は財源を確保したうえで段階的に取り組む方針ですが、めどはたっていません。

読売新聞:無償化方針 めど立たず…幼児教育より)

そもそも提案されていた幼児教育無償化については上の引用記事のとおり

給食費の無償化と給食費徴収の問題

この試算も福島議員。有能。

公立小学校における平均給食費は年額約46,930円である。国公立と私立を合わせた児童数は全国で約660万人である。うち95.6万人は就学援助などにより給食費が免除されているので、
46,930円×564.4万人≒2,648億円
一方、公立中学校における平均給食費は年額約53,702円である。国公立と私立を合わせた生徒数は全国で約352万人である。うち57.9万人は就学援助などにより給食費が免除されているので、
53,702円×294.1万人≒1,579億円
よって、小中学校の合計は4,227億円になる。
ただしこの試算は①私立小中学校における給食費の計算も、公立の給食費を基準に計算している②給食の新たな開始に伴う設備などの費用が入っていない、という点については注意が必要。
4227億円の費用の捻出はできると考える。何とか給食の無償化を実現したい。そのために国会で頑張ります。

BLOGS:福島みずほ「給食の無償化を実現しよう」より)

給食費は、校長の私会計で扱われている現状がある。

【回答4】もこの見解の延長線上にある判断であり、これでは地方公共団体の公的事業として実施している学校給食が、校長の私会計(一存会計)によって賄われることになり、財政民主主義を無視したものといえる。

 このような地方自治法を無視した判断をなぜ文部省が行い地方公共団体においてまかり通ったのか、理解することはできない。しかし、判断の背景を推測することはできる。管理局長回答が出された当時、収納は現金が原則であり戦後復興の中で当時も貧困家庭も多く、教員が保護者の給与日に合わせて集金するという状況も続いていた。1960年に地方自治法第235条の4による雑務金の取り扱いの整備が行われた際に、学校給食費の扱いも『公会計化』(歳入処理)に切り替えるべきであったが、そのままに放置されてしまったのである。
(公教育の無償化への再構築 ― 学校徴収金、とくに学校給食費の公会計化をステップとしてより)

いつも聞いているSession 22でこの話を知った。
www.tbsradio.jp

関連

結論:とりあえず国公立大学の無償化の代わりに給食費無償化を行おう

大前提として教育国債を発行するというのは良いと思う。なぜならば、現在はインフレを起こしたい状況なのにデフレに戻りつつあることから財政政策&金融政策の両方が必要なので。でも、お金使うにしても使う先は考えたい。

無償化 無償化に必要なコスト
国公立大学無償化 4,168億円  
私立大学無償化 2兆6808億円
大学全体無償化 3兆976億円
3~5歳の教育無償化 7,800億円
小・中学校給食無償化 4,227億円

大学無償化という話をするときに、国公立大学と私立大学では無償化についての議論が大きく変わると思う。そこで、まず国公立大学だけを考える。で、国公立大学の無償化の代わりに給食費無償化を行おう。
もし、全大学を検討対象とするならば、大学教育を無償化する代わりに、大学教育の経費(授業料&入学料)を半額にして、残った分を就学前教育の無償化につっこむのが良いと思う。

リンク: ファビュラスな姉の何も入らないバッグ・シリーズ

採点祭に疲れを覚えている方々は、ぜひご覧ください。なお、リンク先の他のエントリーは職場での閲覧がためらわれる刺激の強い画像がある場合があるのでお気をつけて。

叶姉妹 公式ブログ

シリーズの6より前が探せない。Google先生のsite検索を持ってしてもひっかからない。さすがファビュラス。

保育園~中学校まで必要なのは公的個人認証に紐づくGoogle Drive?

「どうせ、保護者へのおたよりをMS Wordなどでつくるのだから、それをPDFにしてネットにUploadしちゃえばいろいろ幸せなのに」と思うのだけど、そんなに簡単でもないのだろう。

1 学年だよりはどこかに貼っておけ

 特に行事予定と集金。学年だよりで重要そうなイベントはスマホのカレンダーかリマインダーに入れておく。

 自分はGoogleカレンダーからGAS使って毎朝Slackにリマインダーが飛ぶようになってる。

 学年だよりにはその月にやる単元がのっている。図工の用意なんかはそこを見て教科書を開けば一発で分かるし、最近の学校はちゃんと1ヶ月前には便りを出すか連絡帳で知らせてくれる。

 そうじゃ無いと言うことはただの怠慢だから担任から校長に意見をあげてもらうか、2学期の終わりにある学校評価の保護者アンケートで書いておく。

2 お便りはとりあえず写真をとっておけ

 あそこはペーパーレスとは無縁だ。おびただしい量の手紙が来る。特に1年生のはじめは毎日学年だよりが来る。

 忘れるし、買い物行ったときに揃えるモノが分からなくなるから写真とっておけ。

 あとは学年が始まった最初に配られる、年間行事計画は絶対に写真をとっておくこと。授業参観の予定が1年分出ている。さすがに半年以上前に出ていたら休みの調整は出来るだろう。
はてな匿名ダイアリー:先輩パパからアドバイスしようより)

1 学年だよりはどこかに貼ってください
頼みます。私は4月の学年だよりを配るときに子どもたちに「おうちの人と相談して、学年だよりを貼る場所を決めて欲しい」と伝えます。
~省略~

2 お便りはとりあえず写真を撮っておく

撮っておいてください。学校側でも予備保管は1週間くらいしかしてないのです。大抵直前になってお便りが無いという連絡が来ます。
写真を撮っておけば印刷も家で出来ます。

先輩パパからのアドバイスに補足しよう!より)

なんでネットに学年だよりやお便りをUPLOADしてはダメなのかを予想すると以下の理由が考えられる。

  1. 不特定多数が閲覧すべき情報ではない。基本的にはあるクラスに所属する生徒とその保護者が閲覧対象なので、それ以外に見せるのはまずい(まずい事態が発生する可能性がある)
  2. すべての家庭がネットに自由に接続できるとはかぎらない。
  3. 生徒自身にも見てもらいたい
  4. 接続および閲覧環境をロックインしてしまうのは公的性質の高い学校としてはまずい
  5. 教職員のITCスキルが高くない(アップロードは難しい)
  6. 学校から設置費用および運用費用を出すことができない

基本的に1の問題を解決しようとすると4, 5, 6の問題を悪化させる。

まず、5の「教職員のITCスキルが高くない(アップロードは難しい)」について考えると、DropboxGoogle DriveOneNoteなどのオンラインストレージの仕組みおよび使い勝手にすれば、MS Wordで学年だより作れるITCスキルがあれば十分対応できる。

2と3の問題については、低学年時は紙で配布し、高学年になったら必要に応じて生徒に学校で印刷させるようにすれば良いように思う。どちらかというと「生活にネット接続は不可欠」という認識の下で子供手当の一環としてスマートフォン&ネット接続を支給するぐらいに国の子育て支援政策がなるとよいと思う。

4に関してはオンラインストレージ方式ならWebブラウザがあればアクセス可能なので基本問題ない。

6に関しては、全国の保育園、幼稚園、小学校、中学校、必要に応じて高校、さらには必要に応じて町内会などでもこういう仕組みは求められていると思うのでクラウド型の機関リポジトリ環境提供サービスのように、文科省が国立情報学研究所や傘下の独立行政法人に委託して、一括で環境を構築してしまい自治体レベルで費用を徴収するのが良い。こういうものを各学校が発注して運用するのは非効率。

最後1については、せっかく個人情報カードという個人認証の仕組みができたのだから、これを活用するのが良い。入学時に保護者の公開鍵を提出してもらって、それをシステムに登録(この部分を簡単にする方法を考えるべきだけど)。オンラインストレージにアクセス時の認証は、マイナポータル関連で発行したOpen IDを使って行うようにすれば良い。OpenIDの登録時にシステムに登録済みの公開鍵と合わせて、アカウントを作成できるかを判定する。こうすれば、普段のアクセスはカードリーダ使うことなく、OpenID使えばよい(Twitterとかにログインするのと一緒)。これで、少なくとも学年単位で保護者だけにアクセス制限することができる。

Google Calendarとの連携とか凝った仕組みにしても、5年、10年と経つうちに意味がなくなってしまうので、素朴にオンラインでファイルを特定の人に受け渡しできる環境だけあれば、少なくとも保護者はハッピー。学校側も「お便りもらっていません」とかいう問題がなくなるのでハッピーかもしれない。